相続対策を実行できないワケ【相談 大阪市】
2020/05/13
●相続対策を実行に移す人は少ない
「相続対策」という言葉をりかいしていながらも、実際に行動に移している人は少ないように思います。
その理由として、以下のパターンが多いのではないでしょうか。
①必要に迫られていない
例えば原稿の締め切りだとか、申請書類がいつまでに揃えばいいとか、期限のあるものについては、その期限まで少し期間があるときは、なんとなくやる気がなくなってしまうものです(僕だけでしょうか汗)
締め切りが近付くにつれて「必要に迫られて」やる気が出てくるように思います。
相続についていえば、お亡くなりになって相続が開始されてしまえば、死後の手続きや法要、相続の諸手続きなど、たくさんやるべきことが出てきます。しかし、生前の相続対策は「生きているうちに」「元気なうちに」という曖昧な期限のため、必要に迫られていないと感じがちです。そうしているうちに、「家族に任せよう」「どうせ自分の死んだ後のことだし」と、相続対策への熱も冷めていってしまうパターンです。
②知識を得て安心してしまう
本や市民講座などで相続対策の知識を得て、これだけ理解していれば安心だ、というふうに、いつのまにか対策を実行することよりも知識を得ることが目的になってしまっていませんか?
知識を持っているだけでは対策にはならないので、しっかりと実行に移していきましょう。
③何から始めていいかわからない
自分から能動的に知識を得ることのほかにも、テレビや雑誌などでも相続対策についての情報が入ってくることはあると思います。相続対策についてのトピックについてはたくさん知っているけど、実際に始めようと思ったとき、
「で、今から何をすればいいの?」
となってしまうこともあると思います。
●相続対策は誰のため?
相続対策は義務ではありません。
では何のためにやるのか、というと、
家族のため、家族の笑顔のためです。
もしあなたが亡くなったとき、相続で揉めてしまった場合、
家族の大半が一番思うのは
「少しでも多く財産を受け取りたい」
よりも
「少しでも早くこの相続を終わらせたい」
なのではないでしょうか。
ただでさえ死後の手続きに手間がかかる上に相続の問題もあり、さらに家族同士がギクシャクしてしまうとなってはあまりに悲しくありませんか?
●少しずつ始めましょう
家族の笑顔のため、簡単にできることから相続対策を実行していきましょう。
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