相続対策が難航するリスクとは?②【大阪】

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相続手続きが難航するリスクとは?②【大阪】

2020/05/25

●相続問題が生じるリスクを知る

 

相続に関する状況についてのリスクを把握しておくことで、どんな対策が必要かが見えてきます。

逆にもしリスクが低ければ、特に対策を打つ必要がない、ということも出てくるかもしれません。

 

相続手続きが難航するリスクとは?①

 

に続いて、相続のリスクを見ていきましょう。

 

 

③親の面倒を見ている子供と、見ていない子供がいる

→リスク:介護の貢献度と分割割合の調整で争ってしまう可能性がある。

 

被相続人の財産の増加や維持に貢献した相続人には、寄与分が認められることがあり、法定相続分に加え、寄与分を相続できるという制度があります。ただ、制度を利用するということは、当事者同士で折り合いがつかなくなってしまっているということなので、まずは相続人同士で話し合う必要があります。

やはり、相続が発生する前に話し合う機会を設けるほうが良いです。

 

 

④一部の子供や孫にだけお金をあげている

→リスク:不公平だと感じて争ってしまう可能性がる。

 

遺産分割の際に、遺産についてのみではなく、過去に遡って公平性を求める相続人もいるかと思います。

納得のいくような話し合いが必要となりますが、被相続人が、遺言書を書いておいたり、エンディングノートに相続人への想いを記しておくなどの対策もできます。

 

 

⑤先祖名義のままになっている土地がある

→リスク:相続手続きが複雑になる可能性がある。

 

先祖名義のまま時間が経つにつれて相続人の数が増えて、収拾がつかなくなってしまう恐れがあります。気づいたときに、できることを始めるほうがいいでしょう。

 

 

 

 

リスクのケースはまだまだあります。

該当する項目がある方は、少し相続対策に意識を向けてみてはいかがでしょうか。

 

それでは、次回に続きます。

 

 

 

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