財産の相続を考える前に【大阪市】
2020/04/21
●相続される(受け取る)側の心の準備
「相続財産」といえば何が思い浮かぶでしょうか。
お金、土地、家、車、有価証券…
いろいろあります。
これらはお金に換えることのできるモノ、或いはお金そのものです。
財産の相続は、「モノ」を親から子に引き継ぐ作業に他なりません。
でも、親から引き継ぐもの、すでに引き継いでいるものは換価できる「モノ」だけではないはずです。
●プライスレスな贈り物
親からもらったもの。
極論を言ってしまえば、
「命」をもらいました。産んでもらいました。
これほどプライスレスな贈り物は他にないでしょう。
これからもらう「モノ」について考えるのと同じくらい、すでにもらっている「ココロ」について考えてみることは、誰も望んでいない、相続人同士の争いを避けることにつながると思います。
●実際に考えてみる
例えば僕の場合だと、簡単に思いつくだけでも
・おばあちゃんがいつも作っていた通称「ぼろぼろたまご」のレシピ
・切手はお金と同じ価値があるから失敗してはいけないので最後に貼るという教え
・小さい頃アメリカに1年間住んだという経験
・小学校から高校まで野球をやらせてくれた
・地元を離れて大阪の大学に行かせてくれた
・フリーターしながら音楽活動という選択も応援してくれた
・結婚式で泣いて喜んでくれた
いっぱいあります。これ以上は僕の人生のダメダメっぷりをさらに露呈することにもなるので書きませんが・・・(笑)
でも誰にでもいっぱいあると思います。親からもらった、プライスレスなもの、というかココロ。
実はこの話、先日、とある行政書士の大先輩の講義で聞いた話なんですが、こういうのを
「心の相続」
と呼んでいるそうです。
相続に直面している方も、そうでない方も、一度考えてみてはいかがでしょうか。
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